子どもが足を引きずる・股関節が痛い原因と治療法|大津市 梅田整骨院

「昨日まで元気だったのに、今朝起きたら急に足を引きずっている」「股関節が痛いと言っているのに、レントゲンでは異常なし…」そんなお子さんの様子に不安を感じている保護者の方へ。

子どもの足の痛みや歩き方の異常は、放置すると関節の変形につながることがあります。早めに原因を特定することが、早期回復への第一歩です。

目次

こんな症状はありませんか?

  • 朝起きたら急に片足を引きずって歩いている
  • 股関節・太もも・膝のあたりが痛いと言う
  • 痛がっていないのに、歩き方がおかしい
  • 走れない、階段を嫌がる
  • しばらく安静にしていると少し楽になる
  • 3歳〜10歳のお子さん(特に男の子)

これらは「単純性股関節炎」のよくある症状です。

子どもの股関節の痛み、最も多い原因は「単純性股関節炎」

単純性股関節炎は、小さな子どもに起こる股関節の炎症です。

特に3歳〜10歳くらいの男の子に多く、原因ははっきりとは分かっていませんが、繰り返しジャンプしたり、風邪を引いたあとに股関節に炎症が起きることがあります。冬の時期はなわとびの練習をした翌日に痛みが起こることも多々あります。

症状は突然あらわれることが多く、歩くときに足をかばう・片足を引きずる・走れないなどが特徴です。レントゲンでは異常が見つからないことも多く、「骨は問題ないと言われたけど…」と不安を抱えたまま来院される方も多くいらっしゃいます。

また、痛がっていないのに足を引きずるケースも多く、「痛がっていないから大丈夫」と様子を見ているうちに症状が悪化することがあります。歩き方の異常に気づいたら、早めの受診をおすすめします。

梅田整骨院での診察例:6歳男の子のケース

先日、6歳の男の子が来院しました。初診時には、片足を引きずるほどの跛行が見られました。

【初診時の歩き方の様子】

超音波エコーで確認すると、股関節の中に水がたまっている状態(水腫)がありました。これが痛みや歩行障害の原因です。エコー検査はレントゲンでは見えない「関節内の水」や「炎症の程度」をリアルタイムで確認できる検査です。

【エコー画像/関節内の水腫】

単純性股関節炎のエコー画像

また、脚の長さを比較すると明らかに患側の足が長くなっていることがわかります。これは「仮性延長」といって、関節が炎症を起こすことで関節内の圧力が上がり、足が長くなったように見える現象です。

【脚長差の比較写真】

単純性股関節炎の症状

梅田整骨院での治療方針

一般的には、単純性股関節炎は「安静にしておいてください」と言われることがほとんどです。

しかし梅田整骨院では、少しでも早く痛みを取り、普段通りに歩けるようにすることを目標に、積極的な治療を行っています。

  1. 電気治療による炎症抑制
     股関節周りに微弱な電流を流し、痛みを和らげ炎症を抑えます。子どもでも安全です。
  2. 股関節の軽い矯正
     関節の位置を正常に整えることで、歩き方の偏りを改善します。
  3. ハイボルト療法
     ハイボルトという電気機器を独自の当て方で、筋肉や関節の炎症を取り、歩行しやすくします。

治療を始めて3日目には、歩き方の偏りがほとんど消え、痛みもほとんどなくなりました。日常生活や遊びも問題なくできるようになりました。

【治療3日目の歩き方の様子】

その後の経過観察でも、股関節の動きは正常になり、完全に回復しました。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 何日くらいで治りますか?

個人差がありますが、梅田整骨院での治療では早ければ3〜5日で歩行が改善するケースも多くあります。重症度によっては1〜2週間かかることもありますが、適切な治療を行えば後遺症なく回復します。

Q. レントゲンでは「異常なし」と言われましたが…

単純性股関節炎はレントゲンに映りません。エコー(超音波)検査で初めて「関節内の水腫(水たまり)」が確認できます。「レントゲン異常なし=問題なし」ではありませんので、歩き方に異常があればご相談ください。

Q. 痛がっていないのに足を引きずるのはなぜですか?

子どもは痛みをうまく言葉で表現できないことがあります。また、関節内の圧力が高まることで無意識に足を引きずる「逃避歩行」が起こることもあります。「痛がっていないから大丈夫」ではなく、歩き方の異常自体がサインです。

Q. 女の子でもなりますか?

単純性股関節炎は男の子に多い傾向がありますが、女の子でも発症します。年齢は3歳〜10歳が多く、小学生低学年に集中しています。

Q. 再発しますか?

単純性股関節炎は再発しやすい傾向があります。完全回復後も激しい運動のあとや、風邪をひいたあとは注意が必要です。異変を感じたら早めにご相談ください。

保護者の方へ

小さな子どもは痛みをうまく言葉で伝えられないことがあります。「片足を引きずる」「走れない」「足をかばう」などの症状が見られたら、早めの受診が大切です。

大津市の梅田整骨院では、エコーで股関節の状態を確認し、関節矯正・ハイボルト療法を組み合わせた、医学的根拠に基づいた安全な治療を行っています。お子さんの股関節の痛みが心配な方は、お気軽にご相談ください。

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